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2010年10月23日 (土)

リフレッシュ休暇ツーリング〜日本ロマンチック街道〜 

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10月14日(4日目)
草津〜日光
夜降った雨はすっかり止み、今日もまた朝から日差しの差す好い天気。早朝から草津温泉のシンボル「湯畑」を見に行った。旅館街の中、ずっと坂道を下って行った先、周りを旅館やホテルに見下ろされる窪地のようなところにそれはあった。周りをロータリー状に道路で囲まれていてどこからでも見ることができる。いかにも温泉という硫黄の臭いが盛大な湯気とともに立ち上っている。

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池のようなところから透明なお湯が大量に湧き出し、それが木製の樋を流れ滝のように流れ落ちています。湧出するお湯が高温なためこのような仕組みでお湯を 冷却し各宿に配湯するシステムのようです。この熱いお湯を冷ますためにいわゆる「湯もみ」という草津独特の湯冷まし法も考え出されたようです。 
 

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ひとしきり湯畑を見物した後は「日本ロマンチック街道」と名付けられた道を東に走る。しかし、この道、どこが「ロマンチック」なのだろう?最初の県道55号は完全な山岳狭路。日差しも差さないような木の生い茂った暗い場所もある道だ。バイクにはまあ楽しいが車で走るのは嫌な道だろう。

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日本ロマンチック街道の猿

 
 
 
 
 

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日本ロマンチック街道の蕎麦
 

 

 

国道145号に出ると高原の雰囲気のある快走路。しかしなんだか怖いくらいに交通量極少。スピードは乗るがちょっと単調。沼田市に入ると交通量は急に増えてくる。何気なく市街地を走っているつもりが実は結構な高台を走っていることに気付いた。ここは利根川の支流である片品川が大規模な河岸段丘を形成している街だったのだ。市街地は段丘の上部に位置し、川は段丘の底を流れている。宮崎の高千穂ほど切り立った峡谷があるわけでは無いが大きな段差のある地形は特徴的で面白い。
 
 
 
 
 

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この沼田市を抜けるとそろそろ登りになってくる。日光へ行くために越えなければならない群馬と栃木の県境、金精峠(標高2024m)へ至る坂道が始まっているのだ。
周りを白根山、男体山などの高い山で囲まれる標高の高い場所なので紅葉もすでに始まっている。途中数カ所ある湖とのコラボレーションもあって実に趣きのある景色が楽しめるワインディングロードだ。

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標高1,840mの金精トンネルを抜けるといよいよ日光だ。ここからの景色がまたすばらしい。荒々しい山岳風景と紅葉、そして山肌にからみつくワインディングロード。さらに降りていくと道は広大な高層湿原を貫く。これが戦場ヶ原か。
そして目の前には男体山の雄大な美しい山容が現れてくる。旅館、みやげもの屋、ボート乗り場が並び、いかにもリゾート地といった風情の中禅寺湖の横を駆け抜け、華厳の滝を目指す。 

 

 

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華厳の滝へはエレベーターで降りていく。実際にはエレベーターで行かずともビューポイントはあるらしいが。。。

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地下道を通って展望台に出るといきなり視界に現れた!「うわあ!」思わず声が出た。これが華厳の滝かっ!すごい、想像していたよりもずっと大きい。

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97mの落差の垂直落下の滝という高さからくる威圧感もさることながら、黒い柱状節理の断崖絶壁に取り囲まれた周囲の景色も見事だ。さすがに日本三大名瀑に数えられることはある。九州の宇佐の三滝も落差があって見応えはあるけれどこれほどまでの迫力はない。

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滝というものはいくら滝自体の大きさや美しさがあっても、人がその滝を美しく見られるビューポイントが存在しなければ名瀑とは呼ばれない。その点、華厳の滝にはそれらが全て揃っている。


ということで時間がない。今日のうちに行こうと思っていた場所には到底たどり着くこともできず。結局、今日中になんとか草津までは戻っておこうという消極的な行程に変更。それでも帰りは夜になるだろう。九州より日が暮れるのが早いのも辛いところ。昨日の宿に連絡してもう一晩の宿をお願いした。連泊するなら荷物置いてくればよかったんだけど・・・。失敗した。日光を甘く見ていた。

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華厳の滝を出たら次はどこいこう。
とりあえず、あの「いろは坂」を下って日光に中心部へ向かおう。いろは坂は一方通行のつづら折れの坂道。下りが第一いろは坂、登りが第二いろは坂だ。上り下り合わせて48のカーブナンバーの代わりに「いろは」48文字が当てられているのが名前の由来。
とにかく日光と言うところはまさに観光資源のデパートみたいなところで見所が多過ぎる。華厳の滝、中禅寺湖、日光東照宮、男体山、温泉にスキー場、他にも書き出すと止まらないくらい。
しばらく走ると街が現れる駐車場で聞くと日光東照宮はすぐそことのこと。
バイクを停め、チャップスを脱ぎ境内へと向かう。

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しばらく走ると街が現れる駐車場で聞くと日光東照宮はすぐそことのこと。
バイクを停め、チャップスを脱ぎ境内へと向かう。

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東照宮の境内は思ったより広くなかった。そして平日なのに観光客が多い。というか黄色や白の帽子の小学生の大群がいっぱいで雰囲気ぶち壊しだ(笑)。境内を走りまわって、写真を撮れば必ず黄色い帽子が写り込む。とても有名な陽明門もぞろぞろ歩くしか無いのでゆっくり写真を撮ることもできず。眠り猫、見ざる言わざる聞かざるの三猿、など思っていたより細かい細工だ。歩きながらなんて写真撮れません(泣)

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これが徳川家康のお墓。

東照宮を見たのであとは草津にまで戻るのみ。多分、20時くらいの帰りになるだろうな。
第二いろは坂の登りを走り、中禅寺湖、金精峠とロマンチック街道をひたすら戻る。

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帰りのいろは坂登り(第二いろは坂)は交通量極小。こちら登りは2車線ということもあって、余裕で自撮りを試みた。
 
 
 
 

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中禅寺湖の前でも撮っておこう。ちょうど遊覧船が写った。リゾートだねえ。

 

 

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傾いた西日に紅葉が映える。

 

 

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これまた西日に映える男体山。

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男体山の横をかすめて帰ります。

 

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戦場ヶ原でも自撮り。ちょうど後ろに男体山が写っています。

この後、金精峠を越えたところあたりからだんだん暗くなってきた。もう夜なので国道を回って帰ればいいものをまた山岳狭路の県道55号を選んでしまった。暗い、狭い、寂しい道、コウモリはヘルメットにシールドにぶち当たってくるし、なんとも気持ちの悪い道だ。どこがロマンチックなんだ!
しかも、ポツポツと何か降ってきた。なんと雨。しかもちょっと雨脚が強まってきた。早めにカッパを着よう。
なんだかこの暗いくねくね道が永遠に続くように感じた。真っ暗な寂しい山岳狭路、すれ違うクルマはいない。しかも雨。はあ、なんだか切ないねえ。

くねくねと坂道をのぼり、やっと標高1200mの草津の町にたどり着いた。ふう。結局、20時前には宿に到着することができた。宿に入ってみると思ったほどには体も荷物も濡れていない。カッパも部屋干しすればすぐ乾くだろう。
雨は夜もずっと降り続いた。明日の天気が心配だなあ・・・

 

本日のルート
行き

帰り

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コメント

きれいな紅葉、すごい滝!! しかもエレベーター設備までって… 
そうとう観光客が多くなるのでしょうね。いい時期に行かれたのでは! 

草津温泉は行ったことないですね。いつも多くて宿が取れなさそうで高そう。泉質はどんなだろう、一度立ち寄り湯してみたいです。

夜に街頭もない道を雨の中って、ソロに慣れた人でもやっぱり淋しくなるのかぁ(笑)
1泊以上のソロツーはしたことがないので想像つかないし、怖がりなんで出来ないわ…
熊が出てきたらどーしよう(T□T)!

>かおりんさん
紅葉時期、しかも休日はとんでもない混雑なんでしょうね、平日でこれなんだから。
確かにいいタイミングだったかもです。
草津温泉、すごくいい雰囲気の温泉でしたよ。まあ、自分の泊まったのはビジネスホテルだったけど、湯畑周辺はいいでしょうねえ、高そうだけど。
次の日のキャンプは怖かったですよ(笑)

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