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2009年7月26日 (日)

四国ツーリング 2日目

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四国ツーリング2日目、天気が崩れるかも・・・という不安を残しつつ、東へと吉野川沿いを下ってゆく。

<2日目>
三好市(美濃田の淵キャンプ場)〜県12〜脇町(うだつの町並み)〜県14〜徳島〜R11〜鳴門〜R28〜小鳴門橋〜県11〜鳴門公園(大塚国際美術館)〜県183(鳴門スカイライン)〜R11〜徳島〜R55〜阿南〜日和佐(南阿波サンライン県147走れず)〜室戸岬

朝起きると、ポツポツとテントを雨粒が叩く。あ〜あ〜ついに降り出したか。しかし、携帯で天気用法サイトの雨レーダーを見ると通り雨程度のようだ。果たして雨はすぐに止み、青空まで見えて来た。う〜ん、天気には恵まれているなあ。軽トラの人と、セローのおねーさんに別れを告げキャンプ場を後にする。
県道12号を東進するとまずは脇町(現美馬市)を通過することになる。ここは「うだつの街並」で有名なところ。江戸時代、藍の集散地として栄えた街並の面影を残す通りがある。何年かまえにもツーリングでここを訪れたことがあったけど懐かしいのでまた立ち寄ってみた。

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これが「うだつ」。元々は防火壁としての機能を持つものだが、その後装飾的な意味合いが大きくなりステータスシンボルとなった。「うだつがあがらない」の語源になった。
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徳島に入るとなぜか路面はびしょ濡れ。かなりの雨が降った後のようだ。しかし自分の頭上は青空。かなり局地的なゲリラ豪雨の雲のあとを追っかけているようだ。うーん、内心ひやひや。
なんとかそんなゲリラ豪雨を避けつつ鳴門までやって来た。目的の大塚国際美術館は小鳴門大橋を渡った大毛島の鳴門公園内にある。
大塚国際美術館到着。入場料3,300円を払い中へ。いきなり長い登りエスカレーターに乗る。ここは
地下3階から階上地上2階まで昇っていく順路で鑑賞する構造になっている。

B3F : システィーナ・ホール、スクロヴェーニ礼拝堂、聖マルタン聖堂壁画、聖ニコラオス・オルファノス聖堂、聖テオドール聖堂、貝殻ヴィーナスの家、鳥占い師の墓、エルグレコの部屋、ポンペイの秘儀の間

B2F : モネの大睡蓮、バロック系統展示(レンブラント「夜警」など)、ルネサンス系統展示(ダ・ヴィンチ「モナリザ」など)

B1F : ゴヤの家、バロック系統展示、近代系統展示(ゴッホ「ひまわり」など)

1F : 現代系統展示(ピカソ「ゲルニカ」など)

2F : 現代系統展示

大塚製薬グループの創業75周年事業として1998年に大塚製薬の発祥の地である鳴門の地に開設された美術館(当時日本最大)。この美術館の興味深いところはその所蔵品のほとんどがレプリカ(複製)ということ。グループ企業の大塚オーミ陶業株式会社が開発した特殊技術により、世界中の名画を陶器の板に原寸で焼き付けたものであるとのこと。
「オリジナルの収集に拘るのではなく自社技術を用いてふんだんに作品を複製、展示するという構想は、企業の文化事業としての私立美術館の中でも非常に特異な試みといえる。」(wikipediaより)

なんにしてもエスカレーター降り口、エントランスから最初に通ることになるシスティーナ・ホールには度肝を抜かれる。バチカンのシスティーナ礼拝堂の完全復元。ミケランジェロの天井画、壁画。言葉を失う・・・。圧巻である。

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ミケランジェロの「最後の審判」
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余談だが女優の水野真紀さん(初代きれいなおねえさん)と衆議院議員の後藤田正純氏の結婚披露宴が2004年にここで行われたらしい。
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そして、最も見たかった絵のひとつ、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」または「青いターバンの少女」と呼ばれる絵。思っていたより小さかったけど感激です。
 
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関西弁のおねーちゃんたちがこの絵と同じふりむいた同じポーズで並んで次々と写真を撮ってた。なんかみんなレベルが高くてかわいかったので更に感激(おいおい)。ちなみにその写真は撮ってないよ。
 
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あ、そうそう陶板複製画は風水害や火災などの災害や、光による色彩の退行に非常に強いので驚きの屋外展示もあれば写真撮影さえも特に禁じていない。今回撮った写真も館内の係のおねーさんに「写真撮っていいですか?」と聞いたら「いいですよ」とのことだったので正々堂々と撮りましたよ(笑)
 
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スクロヴェーニ礼拝堂の完全復元
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みんな写真撮りまくり(笑)
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ボッティチェッリの有名な「ヴィーナスの誕生」。これもみんな同じポーズとって写真撮りまくってた(笑)
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ダヴィンチの最後の晩餐。修復前、修復後の絵が向かい合わせになっている。
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そして世界で最も有名な絵画であろう「モナリザ」
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ルーベンスの絵、「フランダースの犬」のネロ少年が最後に見た絵はきっとこれ。
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モネの「日傘の女」。ずらっと見て来ると印象派がどれだけ斬新だったかがよくわかる。
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ピカソの「ゲルニカ」。実物大の迫力。でももうこのころは駆け足で回っていた。その足もすでに"棒"
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モネの睡蓮の池。
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雨がぽつぽつと池に落ち始める。波紋が美しいけどついに雨に降られることになるのか!?
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なんとか全ての階を見終わって、というか近代〜現代はもうめちゃくちゃ駆け足だったんだけど、美術館とセットのチケットになっていた「渦の道」に行くことにした。といっても歩いて15~20分はかかるとのこと。雨の降る中歩いて行きましたよ、ええ。でも空は青空でけっこうな日差し。なんなんだこの天気は。暑い暑い、ムンムン蒸れ蒸れ。
おっと。目の前に大鳴門橋が見えます。で、でかいっ!
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渦まではできてなかったけど激しい流れに抗いながら観光船が進んで行きます。
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大鳴門橋は瀬戸大橋同様、上下2層式となっていて上部は道路、下部は将来的に鉄道(四国新幹線)を通す予定だったらしい。しかし明石海峡大橋が道路専用橋として建設されてしまったため、神戸からの鉄道が明石海峡大橋を経由で大鳴門橋に渡るという可能性は消滅してしまった。
で「渦の道」なる観光施設がその鉄道予定地を利用して作られたというわけ。けっこうな人気スポットみたいでこのクソ暑いのに続々と歩いてやって来ていましたよ。
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渦ができる時刻まであと2時間。渦を見るのはあきらめるしかなかった。
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結局、美術館〜渦の道でトータル5時間も費やしてしまった。それでも美術館は見たりない。こりゃ本気で全部見るには2、3日はかかるなあ。恐るべし大塚国際美術館。
さあそれにしても今日中に室戸岬まで行けるんだろうか?もう午後3時を回っているよ。
観光バスの運転手さんと雑談してて、「今日は室戸岬まで行きたい」と話していたら、呆れ返っていましたよ。というか真に受けてないというか「ナニ言うとるんや」って顔だったな・・・
まあいいや、行けるところまで行って適当なところで野宿だ。
徳島まで国道11号、そこから国道55号にスイッチし、ひたすら走る。徳島ってこんなに都会だとは思わなかったな。片側3車線もある道に車ぎっしり。渋滞というほどでもないけどバイクで快走はできない。地元走り屋?というか旧車会?かなんかのバイク3台が無謀な走りでその3車線の車の間を縫って行く。なんだか結果的に同じペースで絡みながら走ることになる。下品な走りをして同類に思われないように走るものの必ず信号停車で一緒になる。うーん、こいつら鬱陶しい。
なんとか郊外に出る頃には後方に見えなくなった。
一安心したところで遅い昼食(そう、メシも食わずに美術館にずっと居たのだ!)にと、徳島ラーメンなるものを食べ、さらに国道55号を淡々と走り続ける。
室戸岬に近づけば近づくほど少なくなる交通量、感じられなくなる人の営み。山と海、その間にただひたすら道が続く。
ひたすら走って行ったおかげでツーリングマップルのおすすめコースになっている南阿波サンラインを走り損ねてしまったよ!ちっ!

ということでなんとか日の沈む前に室戸岬に到着。見ると夕陽まで見える。ああ、そう言えば美術館を出て全く雨には遭わなかったな。むしろギンギンの日差しが堪らなかったほど。いやあなんてラッキーなんだ。
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そこから山を駆け上って室戸岬、夕陽の丘キャンプ場に到着。これまた明るいうちにテント設営完了。
夕陽の丘キャンプ場は事前情報では無料だけど飲み水が確保できない、ということだったけどなんのなんの。立派な炊事棟もある、水洗トイレにコインシャワーまである美しい芝生のキャンプ場だった。ただし有料1,000円でしたけど。まあこれで1,000円なら大満足ですたい。
バイク乗りは大阪から来たというセローに乗るライダーがいただけ。あとは大きなテントを設営した車で来た家族かグループばかりでした。
室戸の港町まで下りて買い出しをしたあと、夕食準備をしていると、港のほうからパンパンと破裂音が聞こえる。おや花火大会?展望台まで行ってみると見える見える、こりゃ特等席だ。
ひとしきり花火鑑賞。いやあ、実にグッドタイミングで来たものです。

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その後、遅い食事を取り、シャワーを浴びてさっぱり。芝生に横になると空には天の川が、すばらしい!
で、いつまでこの予報を裏切り続ける素晴らしい天気は続くんだろう・・・

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コメント

美術館の入場料がどえらい高い(九州国立博物館以上じゃん!)ですが
それだけの価値ありでしたか?
最近アート系にはまってるのでチェックしときますeye

3,000円を超える値段は最初はビックリ!でももう後には引き返せないので迷わずチケット購入して入りましたよ。
でも納得、これはスゴい。
1,500円で2日に分けて鑑賞させて欲しいくらいの膨大な量。
久々に「足が棒」の感覚を味わいました。なんでも1000点以上の絵画の展示とか。
いや〜、是非行ってみて欲しいな、ココ。

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