周防往還自転車道を行く
10月27日のお話です。
いい天気だった土曜日、山口県の自転車道を走ってきました。
きらら博が開催された阿知須のきららスポーツ交流公園にクルマを停め、そこからスタート。天気はいいが風が強いのなんの。向かい風ではまるで坂を登るかのようなギヤでないと進めなかった。
まずは公園を一回り。自転車で入り込んでいいものかどうかはわからなかったけど(笑)
広くてキレイでよく手入れされていて、素晴らしい公園ですね。海がすぐそこ、というか海が公園の一部に取り込まれているのも楽しい。すぐにここにこれる人がうらやましい。
阿知須町と秋穂町の間を流れる椹野川にかかる周防大橋を渡り、まずは防府へ。
右田ヶ岳の姿を見つつ佐波川沿いのサイクリングロードを進む。秋吉台の方に行きたかったのにあまりにいい道なので通り過ぎてそのまましばらく佐波川サイクリングロードを走ってしまった(笑)
本日の補給食はやはりチロルチョコレート。普段はほとんど、というか全く食べないけど自転車に乗るときだけは別。補給食にチョコと羊羹は欠かせませんね(笑)
もとに戻ってR262沿いを山口市に向かって走る。なんだかここはただの国道の歩道って感じ。交通量が多くて騒々しくて空気も悪い。なんか今回は失敗したかと思ってしまったくらい。なんでこれが自転車道なんだろ。でもあまりに申し訳ないのか、ちゃんと「周防往還自転車道」の案内板も立っている。
山口市に入るとなんだかとても上品な町並みになる。まさに西の京と言われるだけはある。落ち着いた感じ、雅な感じがするところがさすがだ。産業で栄えた町などとは全く違う雰囲気だ。
そう言えばかつて北九州市が小倉、八幡、門司、戸畑、若松の五市合併して誕生した際、公募では「北九州市」という名前は第2位だったらしい。第1位は「西京市」。ほんとはこの名前になるはずだったのだが強固に反対したのが「西の京」山口市だったといいます。確かに西京の名は山口市にこそふさわしい。
そしてやたらモダンになったザビエル聖堂などに寄り道しつつ先に進む。
JR山口駅のところからは川沿いのちゃんとしたサイクリングロードだ。どこのサイクリングロードも実はほとんど自転車なんて走っていないし人の姿もほとんど見ないんだけどここは違う。自転車も走っているし散歩している人、手入れの行き届いた公園にはくつろいでいる人もたくさんいる。まさに市民の憩いの場所だ。素敵だ、山口市。
風が強くて前半で体力を使ったため秋吉台方面には行かず、周防往還自転車道と秋吉台公園自転車道の山口〜小郡間をつないでぐるっと一回りするコースでまたきららスポーツ交流公園まで戻ってきました。
結局また100kmは達成せず。せっかく帰りは追い風で楽チンだったんだけど向かい風となる秋吉台方面をあきらめたのが敗因でした。
ということで約80km、2409kcalの旅でした。
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コメント
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はじめまして。
自転車好きの中年です。m(__)m
今日周防大島を走り、実家(宇部)に泊まり、明日きらら浜か秋吉台か・・・と考えています。
とても参考になる内容でしたので、コピーさせていただきました。
勝手にすみません。
また、ご挨拶いたします。
投稿: ピーマン | 2007年11月23日 (金) 07:20
>ほんとはこの名前になるはずだったのだが強固に反対したのが「西の京」山口市だったといいます
北九州市の市名問題で山口市は特にアクションを起こしていません
実際は選定委員会の内部で「天子様がおられた歴史がない」という理由で却下されました
門司駅がある門司区大里の地名は安徳天皇の「内裏」に由来し、天子様がおられた歴史がない、というのも誤りなんですがね
当時「西京」は北九州にまつわる名前として土産物等に使われており、山口市が「西京」をアピールし始めたのは1980年代以降のことです(西京スタジアムや西京高校等)
投稿: | 2017年5月18日 (木) 15:49