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2007年8月17日 (金)

目白鍾乳洞ケイビング

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8月12日 平尾台の目白鍾乳洞にケイビングに行ってきました。 今回もやっぱり言いだしっぺは後輩のまゆちゃん。 きっと彼女が言い出さなかったらこのイベントはなかったでしょう。
いったい何が彼女をケイビングに駆り立てるのか・・・(笑)

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朝9時、自然観察センター前駐車場にあつまったのは8人。
ケイビンググループ「カマネコ探検隊」のメンバーでもあり、高校の地学部の先輩でもある光線さんがリーダー、そして同じくカマネコ探検隊から下村さん(今回のガイド役)と石田さん(なんと83歳!!)、そしてシロートチームは地学部後輩のきょーへーさん、同じく言いだしっぺまゆちゃんと、彼女が誘ったフッキーさんとTKさん。そして僕。
ケイビングするには自然観察センターに届けが必要なので、その手続きをしたあと、緑まぶしい爽やかなカルスト台地の高原風景をしばし楽しみ平尾台のへそと呼ばれる茶ヶ床園地近くの 目白洞入り口まで車で移動。
ツナギ、靴、ベルト、ヘルメット、ランプ、予備電池、食料・飲み物、などの装備を確認し、入洞料500円+保険料300円を払って午前10時入洞しました。
 
平尾台には200近くの鍾乳洞があると言われていますが、観光化して一般公開されているのは千仏鍾乳洞、牡鹿鍾乳洞、目白鍾乳洞の3つのみ。目白鍾乳洞はいちおう観光洞ではありますが公開されているのは南洞(=上穴)の200mのみで今回行ったのは反対側の北洞〜白蛇支洞の方です。実際には総延長は平尾台にある鍾乳洞中最長の2160mとのこと。何より最深部にあるという落差20mの地底の滝が見ものであるらしく今回はこの滝を見るのが最大の目的なんだけど、本当に行けるんだろうか。
なにしろ以前、平尾台自然の郷のケイビングツアーに申し込んだとき、目白洞の6,000円滝コースをリクエストしたらメンバーにケイビング未経験者が1人でもいたらダメということで断られたといういわく付きのコースなのだ。

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さて最初は観光用の階段を下っていくもののすぐに階段の手すりを乗り越え、暗い下穴へと降りていく。先頭はガイド役の下村さん。なんとアセチレン(カーバイド)ランプのヘッドランプを灯している。まるで額にろうそくを立ててるみたいでなんとも珍妙。しかしこの炎が暖かく明るく、そして広範囲に洞内を照らしてくれて回りの景色が良く見えるのだ。しかし独特の臭いもこれまたなんとも言えない。
穴の中へ入るととにかくひたすらずんずん下へ降りていく。最初は下りしかない。最初のうち、コース上には観光化を目論んでいた頃の削岩機のホースの残骸などがまだ残っていました。観光化=破壊ですから計画が中止になって本当に良かった。

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その後、ほぼ水平なコースをずんずん進み、時には水の中をじゃぶじゃぶと、また時には四つん這いになって進みます。第一プールへの道は高さ60〜70cmくらいの天井の下、水に浸かりながら四つ足で進みました。今回はツナギの下にバイク用の膝当て、肘当てを装着してきたので快適です。以前、青竜窟に行った時はこれをつけてなくて膝がズタボロになったもんなあ。

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進んで行く内にだんだん過酷になってまいりました。大きな亀裂の上の縁を歩くコースに変わっていました。亀裂と言っても人が落ちるには十分な幅があって言ってみれば断崖の途中にある幅40cm程度の棚状の段の上を壁沿いに歩くようなもの。下は暗い奈落の底、相当怖い。道が途切れれば向こう側へジャンプ。「命綱なしでやるの?マジで!?」なんとか飛べたものの、あとで足が震えていた。
「一か八か、という気持ちならやらないでください」とガイド役の下村さんに言われ、自信のない人はいったん亀裂の中まで降りていって向こう側へ再度昇るということをしなければならない。それにしたって落ちたら怪我どころでは済まないかもという高さの壁を降りたり下ったりするのもかなり危険だ。

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途中大きなホールで何度か休憩しながら、大きな岩(壁?)をよじ登って越えたり、隙間に体をねじ込ませて通り抜けたり、あるいは匍匐(ほふく)前進をしながら洞の奥へ奥へと入り込んでいく。

そのうちそれは目の前に迫ってきました。滝の水音がだんだん大きくなってきました。天井が急に高くなったかと思うと目の前に滝が。そう、滝ホールにたどり着いたのです。カーテン状に一直線にホールの天井まで伸びたその神々しく神秘的な姿、思わず声を上げてしまいました。

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写真を撮ろうにもこの巨大な姿にはあまりにもストロボの光量は小さすぎます。また、洞内では人の体から出る水蒸気が舞ってうまく撮れない。こりゃエクトプラズムかってくらいの白いものが漂っているように写ってしまいます。
それでもなんとか無理やり記念撮影をしてここで昼食です。時間はここで12時を少し回っています。

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滝まで3時間とか言われていたから結構早いペース? ツナギの懐に入れて持ってきたお茶、お菓子、非常食などが食事です。滝つぼの水を汲んで紅茶を沸かしてしばしくつろぎの時間。

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光線さん、何を思ったか滝つぼで泳ぐ。

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帰りはそのままのコースもいいが別の洞に寄り道することになった。コリドー(回廊)と呼ばれる場所なんだそうだ。しかしそこへ行く道のりがトンでもなく険しい。行き止まり?と思っていたらいきなり壁をよじ登り始める。天井の方にある穴に体をねじりこませる。そして背を伸ばすこともできない空洞の中に出る。なんだか天井裏に入ったような気分。そうして今度は向こう側の穴から下に下りる。

「ええっ!ここ降りるとぉ〜?足場ないやん、高いやん!命綱ないやん、落ちたら死ぬやん!」

足から先に穴の中に体を入れる。足を動かして足場を探して降りる。だれもサポートしてくれないのが非常に不安なんだけどこれがケイビングでは普通のことなのか?降りる自信がなかったらなんとか別のルートで降りることを考える。いやもうほんと必死です。体も頭もフル稼働でパズルを解くように体勢を考えて降りて行きます。
自分が通過するのもヒヤヒヤものながら、人が通過して行くのはさらに見ていられない、滑りそうで落ちそうで。見ているだけで体に力を込めてしまうほどで気が気じゃない。
こんな登ったり下ったりを繰り返し、滑落の危険に怯えながらやっとたどり着いた地底の川。
それがコリドー。蛇行を繰り返すその地底の浅い川はもちろん両側は壁なんだけど水の流れているところの岩は平らで滑らかで真っ白、まさに回廊です。とても歩きやすいうねうねと続く白い回廊を歩いて行ける所まで行って折り返す。帰りはまたあの登り降りに苦しみながら分岐点までもどって来た。
さあ帰ろう!しかしもうすでに足腰に疲労が・・・。疲れた体をひきずるようにして何とか来た道を戻る。来た道であるのにまったく覚えがないのが洞窟の怖いところ。こりゃ絶対ケイビングガイドがいないと戻れないなあ。
かすかに風を感じるようになり出口が近いことがわかります。明るく生暖かい地上にやっと戻ってきた。南洞に観光で入っていた観光客が通路脇のはるか下のほうの穴から出てきた僕らの姿を見て面食らってました。

「あ、あんなとこからいっぱい人が出てきた!」

とかなんとかいう声が聞こえた。出てきたのはもう16時近かったんで、「10時から入ってました。」というと呆れ返っていましたね(笑)

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泥だらけの体で"使用後"の姿の記念撮影。あ〜、気温差でカメラのレンズが曇る曇る。着替えを済ませて最後に閉会式(笑) 各自感想を述べたりした。約1名、過酷過ぎるコース選定にブチキレていました。

今回の目白洞の滝見物ツアー(コリドー見物オプション付)、自然の郷のツアーならきっと一人8,000円だろうということです。十分の一で行けて良かった(^^;;;
光線さんはじめ、カマネコ探検隊のみなさんありがとうございました。
 
我々シロート軍団は平尾台をおりて「かかしうどん」でほんとの昼食を取ったあと解散。ああ、こってりとした独特のスープの塩味が体に染み込みます。
それにしても今回ばかりはキツかったし、怖かった。滝は本当に感動したけれど、もうしばらくはケイビングはいいやって気持ちになった一日でした。実際このアクティビティはヤバいくらい危ないと思うし・・・

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コメント

私もケイビングやってみたいです!!
どうやったら体験できるんですか?
経験者が身近に居ないので分かりません。
良かったら教えてください。

ペコさん、返事遅くなってすみません。
平尾台自然の郷主催でケイビングやってるみたいなので問い合わせてみるといいです。ただ、けっこう料金高いです。
また、今回の目白洞のコースは危険なので初心者は断られます。

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