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2006年9月12日 (火)

第二回洞窟探検

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日曜日、平尾台で2回目のケイビングをして来た。平尾台自然の郷の駐車場で朝10時集合、初対面のメンバーも多い。
前回参加の3人プラス初参加5人、ケイビングガイドさん2人を含めて総勢10人(男6、女4)の探検隊となった。
それにしても岩の隙間に体を滑り込ませ腹ばいになって這いずり回ったあの過酷な第一回目の青龍窟を体験、あるいは話に聞いていながら集まってくるとはかなり物好きな連中だと言わざるを得ない(笑)
今回、ガイドさんには「前回とは別のコースにして欲しい」と言うリクエストをしておいたが、今回探検したのは観光洞である千仏鍾乳洞の下にある不動洞という鍾乳洞。這いずり回ると言うことはほぼ無かったが全く想像を絶する別の意味で過酷!な洞窟体験となった・・・。

060910_caving02自然の郷から千仏鍾乳洞駐車場までクルマで連れて行ってもらう。古色蒼然とした四駆にごんごん揺られてカルスト台地を進んで行くといやがうえにも探検気分は盛り上がってくる。駐車場に到着し、車から降りてヘルメットを装着。周りは観光客だらけでちょっと恥ずかしい気もする。平尾台~千仏鍾乳洞といえば夏の人気納涼スポットではあるが今年の夏は暑すぎて夏休み中は意外に観光客が少なく、今頃になって遊びに来る人が増えてきたとか。
これからのコースのこと、今回の洞窟の特徴、入洞前の諸注意など説明を受けた。「番号っ!」「1,2,3,4・・・10!」出発だ。体力の無さそうな人、つまり今回も女の子を先頭に進んでいく。僕は最後尾、いや僕の後ろにはうら若き女性ガイドさん。もしかしてポールポジションゲットですか?(おい!)
 
060910_caving03観光客の視線を感じつつ千仏鍾乳洞入り口までのなが~い坂を降り、さらに千仏鍾乳洞前の茶屋横を通り過ぎ、その下にある渓流脇の山道を下っていく。ケイビングというよりはなんだかみんなで山歩きに来たような気分だ。のどかだね~♪
しかし、のどかなのはここまで。突然、ガイドのおっちゃんが道の下の川を指差す。この川の中を歩いて洞窟入り口まで登っていくというのだ。濡れることは覚悟していたもののいきなり川に入るとは!
全員で隊列を組んで川の中を歩いていく。もう石の上なんて歩かない。川の中の水を蹴ってじゃぶじゃぶ歩く。もう夏の盛りの頃の日差しはないけども歩いて汗ばんできた体には冷たい水が気持ちいい。川はのそのうちだんだん登りになっていく。沢となり、滝となり・・・

060910_caving04もう川歩きではなく沢歩き、いやもう滝登りだ。けっこうな傾斜のある滝を、岩を足場に両手両足で登っていく。先頭は大丈夫かなあ?と心配だったが小柄な女の子も意外にもしっかり登っていく。はっきり言って足を滑らせて落ちたら大怪我なのは目に見えているけどもなんだかみんな勢い良く登って行っている。怖くて足がすくんでもおかしくないくらいなのに・・・。後方で僕は感心してた。

060910_caving05滝を登りつめると洞窟入り口が見えてきた。なんかここまでで十分楽しんだ気もするが、本番はこれからである。意外に小さな入り口、岩と緑に覆われてこの先に長い長い洞窟が続いているなんてちょっと想像できない。口を開けている洞窟の中は当然真っ暗。ここで全員ヘッドランプを点灯する。いよいよだ。
まだ泣きの入っているようなメンバーいなかったが、予想を上回る試練はその後すぐに経験することになった。

060910_caving06入り口を入るとすぐに川、というか池状態ですぐにその中に浸かって歩かなければならない。膝上まで水に入って歩いていくとすぐに洞窟は行き止まり!?いやいや奥に見える水面上30センチしかないその暗い穴の中へ入っていくのだ!頭を下げると当然腰どころか胸まで水に浸かってしまう。そのままの格好で歩いていくと今度はどんどん水深が深くなっていく。いかん、このままではウェストバッグごとデジカメが水没してしまう。両手両足を使って進んでいく状態では手に掲げて持ち歩くこともできない。僕は首にウェストバッグを巻き、もっとも濡れにくいであろう後頭部にカメラが来るようにしてなんとか水没をしのいだ。
その後もずっと女の子たちが先頭を歩く隊列で洞内を歩いていくのだが相変わらず狭くて暗い洞窟、先頭は見えないけども女の子たちの「キャー!」「ひゃっ!」「いや〜!」という声がたびたび聞こえて来て前方で一体何が起こっているのか想像するのが面白かった。
それにしてもいい声出してた(^_^;
 
060910_caving07水の中、暗い洞窟を歩く。自分でも足のつかないような水深のところもあって両側の岩壁を手で突っ張りながら頭上の岩を避けつつ前に進んだ。しかしどうやって女の子たちはここを進んだのだろう?よくがんばった!エライ!後で聞いたが顔まで水に浸かったのだとか。
今回の洞窟は這いつくばって岩の隙間に体をねじ込ませていくようなことは無かったが全編水地獄だった。全く前回の青龍窟とは違う印象だ。入り口付近の狭いところを過ぎればずっと広い空間の中を歩くことになる。広いと言ってももちろん観光洞の広さがあるわけじゃない。当然照明があるわけもなく一人ひとりのヘッドランプが照らす範囲が視界のすべてである。

060910_caving08洞窟を見上げると天井はかなり高いことがわかる。しかしヘッドランプのか細い光でははっきりとは見ることは出来ない。暗い空間がただひっそりと頭上を覆っているだけ。その闇の底の暗い川の中をみんな一列に並んで奥へ奥へと溯って行く。なんだか探検気分は最高潮である。ちょっと怖い、だけど楽しい!
もちろんここでもじゃぶじゃぶと水の中を進む。前のほうからは相変わらず女の子達の、悲鳴かそれとも絶望のため息か、文字にならない声が響いてくる。
 
060910_caving09洞窟の最深部の広いホールで休憩した。全員で一斉にランプを消すともちろん真っ暗。目が慣れようが慣れまいが容赦なく真っ暗だ。目を開けても閉じてもおんなじだ。
ここでいろんな平尾台についての話を聞く。平尾台にはもちろん川なんてないが、あるはずのない川底にあるような丸っこい石がごろごろしているし、いるはずのないカワウソの骨が見つかることもあるという。数百万年前は今の地層の上にさらに上に地層がありそこに川があったという証拠であるとのこと。地底の穴の中で自然の悠久の時の流れを感じる。
過去の地層が残した砂山の上で記念写真を撮る。
 
060910_caving10最深部のホールで折り返して今度は出口へ向かって戻るコースを取った。今来た道といっても全然どこがどこだかわからない。違うコースだと言えばそのまま信じてしまうはずだ。最初は涼しいと思っていた15℃という洞内の温度もさすがにびしょ濡れの体で休憩してしまうと体が冷めてしまってだんだんと寒さを感じてきてしまう。
行きにはわからなかった空中にあるブリッジ状の岩の上に登って記念写真を撮る。みんなまるでコウモリみたいだ(笑)
出口が近づいてくる頃にはもうみんな体が凍えきっていたが、まだ最初に洗礼を受けたあの低い天井、深い水深の淵が待っている。水の冷たさが身にしみる。女性ガイドさんもさすがに寒いらしく鼻をしゅんしゅん言わせてるのでちょっと気の毒になってきた。
あ、明るい光が見えるそろそろ出口だ。
 
060910_caving14暗い地底の洞窟から帰還し、やっと明るい世界へ戻ってきた。ヘッドランプの灯りを消す。空と緑がまぶしい。凍えきった体には暑いくらいの夏の残り香のするむっとするような空気さえ期待していたのだが意外に涼しくてがっかり。まあ雨が降っているよりはずっとマシだろう。下りは滝を降りるのは危険すぎるので、渓流の横にある急な登山道を下って帰る。ん?なんだよ!横に登山道があるんじゃん!!

060910_caving15千仏鍾乳洞の前の茶屋で最後の休憩。ヘルメット被って薄汚れたずぶ濡れの集団は観光客の皆さんの目にはどのように映っていたのだろう。怪訝な顔で見られていたのは間違いないがみんなもう気にしない。みんなの顔に浮かぶ表情は達成感かそれともただの安堵か・・・(笑)
とにかく得がたい体験をしたことには間違いないだろう。ガイドのみなさんありがとう。
ところで平尾台自然の郷でケイビングガイドをしている方は20〜30人ほどいるとのこと。意外に女性が多いのだそうだ。じゃあまた行こうか(コラコラ)
 
060910_caving01_1洞窟を出た瞬間の涼しい風に夏がもう過ぎ去ってしまったのを身にしみて感じた。そう、本当に身にしみたよ、寒いんだよ!(笑)。もうすっかり秋なんですね。平尾台はもうそろそろススキの季節だそうだ。もうすでに色とりどりのコスモスは道ばたに咲いていた。あんなに暑かった夏が一気に去ってしまったようだ。
では気持ちを切り替えて秋のアクティビティを楽しむとしましょうか、エスクードとともに。
おっと、もちろんバイクでもねv(^_=)-☆

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コメント

羨ましすぎ!ケイビングやってみたい!!
いつか行くぞーーー!!

多分に、次回参加者5人も確保ですよっ!
ワタシ・・・ダマシテマスカネ・・・?
でも、ちゃんと、真実を伝えてますよ。
『ホントに行きたいと、思ってないとキツイよ。。。』と。。。

またまた、楽しい体験してきましたねえ
レポ楽しませてもらいました。
お姉さんがたくさんで楽しさも倍増だったようで何より(爆)
>まゆさん
だまされてもいいからいってみたいですう

>GRANDTOURERさん
楽しいですよ。日本のケイビングのメッカ平尾台に是非来てみてください。ほしのあきも来ましたよ。さすがにケイビングはしなかったようですが(笑)
 
>まゆちゃん
もう5人確保?すげー
まあ、このレポートでも読ませて雰囲気つかませてください。
※あ、「燃費計」でコメントくれてるまゆ君とは別人ですから〜
  
>いっち〜さん
だまされてみてください、一度(笑)
しかし、黄色い声聞くと元気が出るのはなんなんでしょうねぇ(^_^;


>それにしてもいい声出してた(^_^;

ハハハ、同意!

>まゆちゃん

私も予約しておきま~す。
次は6時間コースか?

>しかし、黄色い声聞くと元気が出るのはなんなんでしょうねぇ(^_^;

要するにおじさんなんですよ。ぷぷぷ

>要するにおじさんなんですよ。ぷぷぷ
 
えー、じゃあ高校生くらいのときからおじさんだったのか俺。
まー、別に今はホントにおじさんだし、いいケド・・・

>えー、じゃあ高校生くらいのときからおじさんだったのか俺。

確かに「若年寄」でした。
それに比べて今は、、、
いったい何食べてんだ?

何食べてもいいだろっ!


(・・・って、怒るのはそこかよ)

因みに、翌日は全身筋肉痛の予定でしたが、
今回は後遺症はナシ!
フッ、意外と体は若かったか?(-。-)y-゜゜゜

つーか、あれのどこで筋肉痛になるんだ??

>あれのどこで筋肉痛になるんだ??
四十の声を聞くと、、、

青龍窟だと中腰+ほふく前進で、泣きが入ったでしょう。

あっ!
ココにも居ましたね~
参加者2名追加で~す~♪

カメれすですいません
カマ●コのHPチェックください というかメールいただけますか?

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