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2006年8月11日 (金)

青龍窟で洞窟探検

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さて、詳細です。
僕の高校のクラブ(地学部)の後輩にあたる、まゆちゃんの呼びかけで集まったほとんど接点のない年齢もバラバラな男5人。女性があと一人参加予定だったが体調不良で参加断念。
平尾台自然の郷で受付を済ませ、ヘルメットとヘッドランプを借り受け、今回ケイビングする青龍窟へGO!洞窟ガイドは「平尾台自然の郷(さと)」のおっちゃんとおねえさんの2人だ。古色蒼然としたジープにゴンゴン揺られて平尾台自然の郷から広谷湿原の所までやって来た。ここから湿原を越え、しばらく歩いた先に鍾乳洞の入り口はある。
060805_hiraodai02夏の日差しに高原の緑がまぶしい。露出した石灰岩が草原の中で群れ遊ぶように見えることから「羊群原」と呼ばれるカルスト大地の地形が実にさわやか。日本三大カルストのうち、唯一マグマの貫入を受けた平尾台ならではの風景だ。その貫入後のマグマの岩も豪快に直立した形で露出していてここでは珍しく荒々しい風景を作っている。その岩でロッククライミングをしている人たちが米粒のように見える。

060805_hiraodai03_2ケイビング(Caving)とは要するに洞窟(Cave)を探検すること。もちろん秋芳洞などの観光洞に入るのとはわけが違います。もちろん歩道もない、照明もない鍾乳洞をヘッドランプの明かりを頼りに探検します。そりゃもうとんでもない狭いところを入り込んで行くわけですが、ちょっとワタクシ、なめていたかもしれません。同じ平尾台にある千仏鍾乳洞は草履に履き替え地底の川の中をジャブジャブ歩いて行く観光洞ですが、人どうしすれ違うこともままならない狭いところが何カ所もあり、まあ今回これがもう少しキビシい感じになった所くらいに思っていたのですが、これがとんでもなかった。
060805_hiraodai04洞窟入り口前でガイドのおっちゃんから入洞前の注意事項を聞く。危険なので絶対に勝手に入らないこと、環境破壊をしないことなどとともに冗談混じりにいろいろ脅される。一人で入っていても何処からともなく声が聞こえるだの、霊がいるだの・・・。ただ、今回のメンバーの場合そういう脅しはあまり効かなかったみたい。おあいにくさま(笑)
洞内での順番はガイドのおっちゃんに勝手に決められた。トップは当然ガイドのおっちゃん、最後尾はガイドのおねえさんだが、参加者の中では体力のなさそうなものがトップということでまゆちゃん。参加者最後尾は「あんたが一番元気が良さそうだから」というおっちゃんの一言で僕になった。21歳をはじめとする20代の若人たちを差し置いて俺なのかよ!?
060805_hiraodai05洞内に入るとすぐにひんやりとした空気に包まれる。洞内は気温15度と言うことだからかなり涼しい。というよりじっとしているのならきっと寒いくらいだろう。
いきなり狭い穴の中に下っていく。早速、ヘッドランプ点灯。うーん、暗い。なかなか目が慣れないので足下が見えない。LEDランプってやっぱ暗いよなあ。足を踏み外しそうだ。ほんとなかなか目が慣れない「・・・あ、俺のランプ壊れとる」。ガイドのおねえさんの予備ランプと交換してもらった。
どんどん深くまで入って来て、もう腰をかがめないと歩けないところばかり。そうこうするうちにとうとうホントに腹這いにならないと入れないところまでやって来た。こりゃ洞窟というより”隙間”だ。頭からその隙間に体を滑り込ませあとは匍匐前進するのみ。洞窟に入る前にリュックサックなんか背負ってはいけないと言われたが、たしかにその通り。そんなもの背負っていてはくぐり抜けられないのだ。地下の川に半分からだが浸かりながらもただひたすら這いずりまわる僕ら。濡れるし泥まみれになるし、これは何かの修行か!?(笑)
頭から入るのはともかく斜め下に伸びる真っ暗な穴に足のほうから体を伸ばし滑り降りて行くのはなんとも言えず怖かった。このすごい状況を写真に撮りたかったけど両手は使えないし軍手は泥まみれ。あきらめるしかなかった。
やや広いホールに出るとやっと立てる状態になった。ここでしばし休憩。ランプを全員で一斉に消すと漆黒の闇の中。目が慣れたってどうしたって本当の真っ暗だ。夜よりも暗い真の闇。ランプを点けると霧のようなものが辺りに漂っているがこれは自分たちの体から出た汗が蒸発できずに漂っているものなんだそうだ。洞窟内は湿度100%なのでこのようなことになるらしい。だからここで写真を撮ってもストロボの光が反射して白っぽくなってしまう。
060805_hiraodai07大理石の白い壁の間を地下川にジャブジャブ浸かりながら歩く。白い大理石はきれいだが地上ではすぐにくすんでしまうそうだ。だかれこれはここでしか見れない風景。ここは立って歩けるのはいいがもう膝上までずぶ濡れだ。「パンツだけは死守したい」みんなそう思っていた。
上のほうに光が見えて来た。洞窟の出口だ。もちろん入って来た穴とは別の穴。この辺りはもう殆ど登山感覚。すべらないよう慎重に登っていた。そして登って行けば行くほど懐かしい夏のむっとする生暖かい空気を感じるようになった。外はまぶしい日差しが照りつけ色彩が目に染みる。しかしこのうだるような暑さはなんだ!
060805_hiraodai08「スペシャルコース」と称しておっちゃんが連れていってくれたのは滝。ん?滝?平尾台に? もちろん上流にも下流にも川は存在しない。ここにぽつんと滝が存在している。鍾乳洞から出て来た水が滝となり、また鍾乳洞に入って行くからこういうことになっている。ここで服を着たまま滝に打たれ全身の汚れを落とせということだ。みんなためらうことなく滝に打たれた。水がたまらなく冷たいし水流が重い。でもとても気持ち良かった。ん?結局、濡らさないよう死守してたパンツずぶ濡れやん(笑)
ずぶ濡れのままもと来た湿原の道を通り、またジープまで戻って行く。ハイキングの人たちとすれ違う。ヘルメットにヘッドランプ、そして全身ずぶ濡れの一団を見て一体なんだと思っただろうか(笑)
こうして2時間の洞窟探検は終わった。今回のは初心者コース。しかし、ガイドのおねえさんに聞いたがコースは決まったものはなくておっちゃんが参加者を見てを決めるらしい。今回のは結構キビシいコースだったみたい。
このほか上級者コースもあるらしく、そちらは行きが3時間、帰りが3時間というコースらしい。ひぇぇ!しかし、”地底の崖”(!)づたいに歩いて行った先には落差20mの滝があってそれは結構圧巻なのだという。それを聞くとなんだか行きたいような行きたくないような・・・(笑)

※僕らが行く前日にRKBの「探検!九州」の取材があったらしい。しかしどうやってあの洞窟に機材持ち込んだのかな?放送日は8月17日。しかし放送時間が18:55〜か、見れないな。

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コメント

読みました!!面白そう!!行きたくなりました!!
いつか行って洞窟探検やります!!!

GRANDTOURERさん、ホントに行きたくなりましたか?これ読んで。 う〜む、やはりかなりの好き者ですねえ(笑)
埼玉とかでもやれるところはあるみたいですよ。

ウフフッ♪
第二回検討中。。。

二回目はやはり上級者コース?行きに3時間、帰りに3時間、一番奥には落差20mの滝・・・

 ぜひ、真冬の平尾台にきてケイビングしてみてください。そとは真っ白,なかは真っ黒。そとはブルブル、なかはポカポカ。

あっ!
もしかしてあなたは!あの・・・

大変失礼いたしました(^o^;

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